Work & People

キャスティングは
クリエイティブな
仕事

ビジネスプロデュース本部

入社5年目

秋葉 幸恵

タレントキャスティング業務全般を担当するBP本部に所属する秋葉幸恵さんは入社5年目。先輩と一緒にキャスティング業務を担当しながら、最近は一人で任される仕事も増えてきているとの事。好きなことを仕事にしているため、モチベーションが高く、仕事に対しても常に前向き。入社前のリアルな悩みや、コロナ禍での学びの姿勢など、彼女の言葉はこれから就職する人達にとってためになることでしょう。

キャスティングは
クリエイティブな
仕事

私は現在、入社5年目。指導係の先輩と一緒に、キャスティング業務をしています。一連の流れとしては、タレントの提案から始まり、撮影、制作物の確認、契約書作成となります。契約期間終了まで電通の担当営業、クリエイティブ、事務などいろいろな会社や部署との連携が大切です。キャスティング業務というのは思っていた以上にクリエイティブな仕事で、企画に沿ったタレントさんの候補を挙げることは楽しいです。客観的なデータも重要ですが、ひらめきなどの主観的な要素も必要で、意外な人選が認められて企画が一気に前に進むこともありキャスティングの奥の深さを日々感じます。まだまだ新米ですが一人で任される仕事も増えてきて楽しさとともに責任を感じています。

ノートは
いつのまにか
私の大事な相棒に

社会人になりたての入社1年目の頃は分からないことばかりでした。先輩のフォローはもちろんありましたが、すぐにいっぱいいっぱいになってしまい、連絡漏れや確認不足などの小さなミスが増えていました。「このままではいつか大きなトラブルを引き起こすかも…」と思い、ある習慣を始めました。それは1冊のノート作りです。1日の仕事が終わったタイミングで、業務内容や新しく教わったことを1日1ページで書き入れることにしました。ノートを見返せば何をいつ決めたのかが分かるので、ミスは激減しました。以降ずっと続けていますが、ノートはいつのまにか私の大事な相棒になっていました。


先輩に質問する前に
自分で調べて考える
時間が増えた

コロナ禍による緊急事態宣言が出るまでは先輩に付き添って一緒に仕事を進めるスタイルでした。しかし、自宅でのリモートワークが増えるとすぐ隣に先輩がいない時間が増えます。メールや電話をすればすぐに相談することが出来るのですが、最初は不安でした。ひとりになって気が付いたのは、今まで条件反射のように先輩を頼り、甘えてしまっていたということです。ここが変わるチャンスだと捉えて、自分で調べて考えた後に相談する癖をつけました。こうした時間が増えたことは、長い目で見て自分を成長させてくれるものと信じています!

法務の知識がない為
最大の不安は
契約書の作成

入社する前に一番不安だったことは、契約書の業務。法務の専門知識は大学では勉強してこなかったので、契約書の作成ができるのか心配でした。その不安を先輩に相談したところ「契約書は法務部がフォローしてくれるので大丈夫だよ」とアドバイスをくれました。入社をしてみると実際にその通りで、法務部が丁寧に相談に乗ってくれます。法務部や先輩だけでなく、会社の皆さんが新人を気にかけてくれるのが伝わってくるので、とても働きやすいですね。

タレントの発掘に
興味があったから

大学時代の私はTVディレクターを目指していたので、TV関連の勉強をずっとしていました。タレントがTV番組を通してブレイクしていく姿を見るのが楽しくて、“タレントの発掘”に興味があったからです。キャスティング会社があることは就活を通して知りましたね。TVディレクターよりもキャスティングのほうが発掘要素が強いと思い、求人に応募する決心に至りました。私はもともとミーハーでしたが、この業界で働く限りミーハーは武器。ここでなら自分の「好き」を追求できると思っています。

好きなことが仕事で
あり勉強という
夢のような毎日

好きなことを仕事にしたので、休日でも学生時代とやっていることは変わっていません。エンタメが好きなので、外に出るときは映画鑑賞かお笑い芸人さんのLIVEに出かけ、家にいるときは録画したTVドラマを観ています。入社してからは仕事と勉強を兼ねてエンタメを観に行く機会も増えたので、…夢のような毎日です(笑)。事務所さんや先輩からお声が掛かれば、自分から「それ、私が行きたいです!」とガンガン立候補していますね。まさかこんなに幸せな環境が待っているとは、入社前は思っていませんでした。


頭の中の
「会いたい人リスト」
は100人以上

モチベーションの源は「TVで見ていたような人と一緒に仕事をしたい」という期待やワクワク感にあります。頭の中の「会いたい人リスト」はたぶん100人を超えていますね。業種によっては決まったジャンルの人としか話をする機会がないと思いますが、弊社のようなキャスティング会社の場合は、あらゆる人と出会えるチャンスがあります。タレントはもちろんのこと、天才芸術家や高名な学者と呼ばれる一流の人と話ができるのは、この仕事の醍醐味。私はまだ自分に自信が持てていませんが、一流の方の生き方を身近で拝見することで、良い影響を受けていると思っています。このような刺激的な生活を続けたら、5年後や10年後に自分がどう変わっているかと考えることが楽しいですね。

好きな業界を
諦めなくて良かった

私は就職活動をエンタメ業界だけに絞っていたので、とても大変でした。面接で落ちる度に別の業界にも視野を広げた方がいいかと考えましたが、今は好きな業界を諦めなくて良かったと思っています。なぜなら、どんな仕事でも大変で辛いことはあり、そのときに好きなことをしていないと踏ん張れないからです。好きから発せられる熱意は思った以上に強力で、必ず人にも伝わるはずです。自分の好きを曲げず、勇気を持って突き進んでみてください。

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