Work & People

契約トラブルを
未然に防ぐ
法務の専門家

コーポレート本部 法務部

入社5年目

池田 健太郎

契約書などの法務的な業務を一手に引き受けている部署が法務部です。
法務部に所属している池田健太郎さんは、専門的な法務スキルと、笑顔を絶やさないヒューマンスキルの両方を兼ね備えた貴重な人材。
キャスティング業務は契約書作成が必須のため、疑問や相談があればいつでも力を貸してもらえます。

トラブルを
未然に防ぐ
法務の専門家

法務部の主な仕事は、広告出演に関する契約書の作成と確認です。キャスティングの担当者から送られてくる契約書に目を通し、法的な問題点や未来に想定されるリスクなどをひとつひとつチェックしていきます。一般的な契約書というのは、当事者のみの二者契約の形態が多いのですが、広告関連の契約書はクライアントや事務所なども含まれることが通常であるために複雑化します。ルールを明確にすることはトラブルを未然に防ぐことに繋がりますが、それでも問題が起きてしまうことはあります。その場合は、契約書の文言の解釈などを検討して、事態が悪化しないように調整するのが私たちの仕事です。キャスティングには契約書の作成が必須のため、新入社員のなかには「法務には詳しくなくて…」と不安を抱く方もいます。でも、大丈夫。そこは法務部が責任を持ってカバーします。相談があればいつでも対応しますので、安心してください。

主にPCを通しての
契約書の確認業務

基本的な業務内容は、パソコンによる契約書の確認・作成と、法務関係の相談対応です。案件によっては緊急対応が必要なものもあるため、それは優先的するようにしています。部としても連携はとっていて、週一回の頻度で法務部メンバーが集まって部会を実施。各担当者が抱えている案件で共有が必要なものがあれば解決に向けての方法を話し合います。印紙や調印などの物理的な作業以外は自宅でも対応できるため、コロナ禍の日常になっても仕事に影響が出るようなことは特にありませんでしたね。

どうすれば
関係者全員が
納得できる
契約になるのか

多くの契約はスムーズに締結できますが、中にはクライアントの主張と事務所の主張が真っ向からぶつかってしまうことがあります。その場合は、現状の主張や立場を明確にしたうえで、お互いに納得できる折衷案を提示させてもらいます。弊社には、膨大な契約書作成の事例が存在しますので、それらを参考にしながら「どうすれば関係者全員が納得できる契約になるのか」を考えていきます。それぞれの立場や都合を考慮するために頭を使いますが、それだけやりがいも感じます。私が提案した文言が採用されてトラブルが解決したときは嬉しいですね。


TVコンテンツが
僕の人生を変えた

僕は昔からTVっ子なので、人生を振り返ってみると、TVの影響を強く受けています。法務の仕事に興味を持ったのも、キッカケはTV。小学校の頃に法律のバラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系列)を偶然見て、衝撃を受けました。相談内容は同じなのに、弁護士によって解釈がまったく違うんです。「視点が変われば、こういう結論もありなのか…」という部分に興味を持ち、将来は法曹関連の仕事に就きたいと思うようになりました。世間には法務系の仕事は沢山ありますが、弊社のようにエンタメをメインで扱っている所は少ないんです。どうにもTVっ子の血が騒いでしまい、意を決して面接を申し込むことにしました。

プライベートは
球場とLIVEに

「仕事は仕事、遊びは遊び」ときっちりと分けたいタイプなので、休日はしっかりとリフレッシュさせてもらいます。もし、最高の1日を過ごすとしたら、昼はヤクルトスワローズのデーゲームに足を運びますね。小学校の頃からの大ファンなので、応援グッズを身に付けて球場にかけつけます。さらにアイドルも好きなので、夕方になったら好きなアイドルグループのLIVEに参加。余韻に浸って帰宅をしたら、深夜に友人とオンラインのボードゲームで楽しみたいですね。こんな1日になれば、仕事の疲れなんて一瞬で吹っ飛びます!

「池田って、
いつもニコニコ
してるよな!」

「法務の人は暗いのでは」というイメージを持たれがちですが、僕はそのタイプではないとよく言われます。むしろ友達からは「池田って、いつもニコニコしてるよな!」とからかわれるくらいで(笑)。でも、同じ仕事をするのなら、せっかくだったら笑顔で楽しんだ方が良いじゃないですか。仕事と遊びは分けますが、性格までは分けていません。それに弊社の職場は常に賑やかなので、自然と楽しい気分になってしまいますね。

営業の努力を無駄に
しないための代替案

契約書というものは、法的なルールを定めた厳格な書類ではあるのですが、それに至るまでには、営業の努力やクライアントとの関係性など、人間的な要素が多分に関係していると思っています。なので、営業が提案する契約書に多少の無理があっても「それは出来ません!」と簡単につっぱねるようなことはしたくはありません。そうではなく、営業の希望に寄り添うような代替案を提示することを意識しています。自分ひとりで仕事をしている訳ではないので、周りとのコミュニケーションを重視して、実態通りの契約書にしていくことを心がけています。


自己成長するには
申し分のない環境

キャスティングの仕事は、クライアントや事務所、タレントやその他の関係者など、多くの人と関わります。今はコミュニケーション能力に自信がなかったとしても、仕事を続けていけばヒューマンスキルは必ず磨かれるはずです。弊社は、自己成長するには申し分のない環境だと思います。契約書作成などの専門的な部分は法務部がサポートしますので、あなたの力をぜひ弊社で活かしてみてください。

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