Work & People

膨大な
タレントデータは
会社の財産であり
独自の強み

経営戦略本部 データ戦略部

入社8年目

植田 凜

2015年に新卒で入社した植田凜さん。2011年に設立されたデータ課(現・データ戦略部)に配属されて、8年目を迎えています。データ戦略部とは電通グループ独自に蓄積された業界関連情報や、ネット・雑誌・データ会社によるリアルタイムの最新情報を元に、タレントのデータを管理・更新・提供していく部署です。膨大なデータは会社の財産であり、他社には真似のできない独自の強みになっています。

戦うための
武器を作る鍛冶屋

私は経営戦略本部のデータ戦略部に所属しています。タレントの出演情報、CM起用履歴など、キャスティング担当(ビジネスプロデュース本部=BP)がクライアントにタレント提案するときに必要となるデータの管理をしています。タレントの過去に関する情報はもちろんですが、電通グループのネットワークだからこそ手に入る“未来に関する情報”(今後の出演情報など)も共有できるため、案件数が格段に多い弊社ならでは強みになっています。私の中でデータ戦略部のイメージというのは、鍛冶屋。BPが現場で戦う人であれば、データ戦略部は武器を作って営業をサポートする役割になります。例えば、新人の方は、自分の好きなタレントに関しては詳しいと思いますが、業界全体を広く浅く知るのは時間と経験が必要です。それをフォローするのもデータ戦略部の仕事。ベテランのBP部隊が時間をかけて手に入れた情報も得ることができるため、経験不足の新人であってもタレントの提案がやりやすくなります。

主な業務は
情報収集と
証拠(ソース)の確認

日々の業務は、入力作業が中心なのでかなり地味です(笑)。ネットや雑誌を調べて、収集した情報を更新していきます。また特定のタレントの調査依頼があれば、部内で分担して対応もしています。主な業務は、情報収集と証拠(ソース)の確認の二つ。例えば、生年月日ひとつをとっても、サイトによって違っている人もいます。Wikipediaのように誰が編集したのか分からないものではなく、正式な調査をした上で信憑性の高いデータを提供できるように心がけています。

部として戦うのが
私達の強み

データ戦略部の強みは、部全体で戦うことにあると思います。担当者がひとりしかいない場合は、どうしてもその人の視野に偏ってしまいます。ですが、現在のデータ戦略部は20代から50代社員が在籍しているため、幅広い角度からの情報収集ができます。タレントの中には、ネットに掲載していないような古い情報が大事になることもあり、先輩社員の記憶が貴重な情報源になることもあります。“データは客観的で正確あること”。だからこそ、誰でも使えます。業務をする上では、スピードと信憑性を意識しつつ、つねに第三者視点を忘れないようにしています。

コミュニケーション
は苦手、だけど…

私は昔からエンタメが好きで、高校時代は放送部に所属してドラマを作っていました。ただ、コツコツとした作業は得意なのですが、コミュニケーション能力にはあまり自信がなくて…。それでもこの業界に携わりたいと思いこの会社を選びました。もしかしたら私のように、コミュニケーションが苦手と思っている人もいるかと思います。そんな方に伝えたいのは、弊社には様々な部署があるということ。仕事をしていればコミュニケーション能力は必ず伸びていきますので安心してください。

仕事は裏方でも、
続ければ
会社の財産に

データ部の渡した資料が一つの武器となって「あのタレント、契約が決まったよ!」とBPから報告が入った瞬間はやりがいを感じますね。地味な作業なので、時々、機械による自動入力だと誤解されるほどですが、私達がしっかり選んで入力しています。作業自体はコツコツとしたものですが、これを3年、5年、10年と続けていけば、きっと“会社の財産”になっているはずです。そう思うと、日々の仕事にも自然と力が入りますね。

かき氷の魅力には
無限の可能性が
ある!

私の趣味は、かき氷の探索です(笑)。有名店はもちろん、無名なお店も自分で見つけて食べに行くことが楽しみですね。生姜かき氷、カレーかき氷、焼きかき氷など、かき氷は差別化と細分化が進んでいて、無限の可能性を秘めています。この多様性こそが、かき氷の魅力! かき氷の多様性に比べたら、人の多様性なんて…(笑)。かき氷のおかげで、日常で何があっても驚かなくなりましたね。

社内で一番自由な
働き方を実現!?

最初の頃はシステム移行に手間取りましたが、今では在宅勤務でもスムーズに仕事ができています。データ管理は自社システムを使用していて、作業自体は入力が中心。パソコンさえあればどこでも仕事ができるため、もしかしたら、社内で一番自由な働き方が実現できている部署かも知れないですね。コロナ禍はいろんなことを考えるチャンスをくれました。とくに考えたのはエンタメ業界の今後…。コロナ禍によってエンタメ業界も打撃を受けましたが、もし、この世界からエンタメがなくなったら、とてもつまらないと思います。エンタメ業界の末端に関わるひとりとして、業界を盛り上げていきたいとより強く思うようになりましたね。


センスのある個人が
データという
武器を持ったら…

自分が好きなものは何か、頑張れるものは何か、それらを考えて就職先を選んでみてください。最初は思い通りにならないこともあると思いますが、一所懸命に進んだ先には、必ず道が拓けると思います。一度しかない人生なので、思うままに挑戦しましょう。その上で、弊社を選んでもらえたらとても嬉しいです。私達が用意するデータは、新人の方にこそ役に立つはずです。個人のセンスがある人が、データという武器を手にしたら……まさに鬼に金棒! 一緒に働けることを心から楽しみにしています。

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